更年期障害を爽やかに乗り切る方法

 

20~30代の出産を経て、女性の身体が大きく変わり始める時期を、更年期障害といいます。この理由は女性ホルモン、卵黄ホルモン(エストロゲン)の激減です。個人差がありますが、この表で見ると、軽いものから深刻なものまであり、不定愁訴など、原因がわからない不調に苦しむ方も多いようです。心身のストレスやホルモンバランスの乱れなど、自立神経に関わった不調が多いのは女性特有の問題です。

 

 

それでは更年期障害にならない人、軽くすむ人はどれくらいいるのでしょうか。厚生労働省の調査では、40〜50代女性で更年期症状がまったくなかった人は15%程度。軽い症状はあっても問題にはならなかった人を合わせると、50%程度の人は更年期に悩まされずに過ごしています。

更年期障害になりにくい人の特徴の一つは規則正しい生活習慣を守っている人。それには健康的な食生活、アルコールやカフェインの摂取を制限、またパソコンやスマホの長時間の使用、就寝前数時間の使用を控える、週3日は運動をする、太陽光線を浴びる、そして質の高い睡眠を取る、などが含まれます。

 

また、性格的にも楽天的でおおらかで、ストレスをためにくいタイプの人は更年期障害の症状が出にくい、ということです。でも人生のこの時期は、子供の受験や親の病気や介護など、様々なチャレンジが生まれる時期ですよね。こんな環境の中、真面目で頑張りすぎてしまう、完璧主義者、周りに気を遣い過ぎる、感情を表に出すのが苦手な人は、必要以上にストレスをためてしまいがちです。

 

社会神経として知られるベガス神経の視点から考えても、家族から充分な理解とサポートを得られている、生きがいを持っている、何でも話し合える友人がいる、自然や動物と触れているーといったこころの支えが私たちには大切です。

 

自律神経を整えるためには健康的な呼吸法を習得することです。また呼吸の質を高め、吸った後に十分に吐いていくことで副交感神経が優勢となります。

 

 

もうひとつは筋膜リリースです。筋膜の中にはたくさんの末端神経が埋め込まれており、筋膜に働きかけることで瞬時に神経を緩めることができるのです。筋膜を緩めることで副交感神経が活性化、身体と筋膜はリラックスします。マッサージを受けると寝てしまう人がいるのは、その副交感神経の反応が起こるからなのです。

神経を休める、柔らかいソフトなマッサージにはコアジャスボールをぜひ試してみてください。また、ロールモデル®認定講師から直接、効果的な筋膜リリースの方法を学んでください。私自身もオンラインでクラスを提供しておりますので、よろしければぜひお問い合わせくださいね。

 

 

 

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