そもそも筋膜って何?⑥〜筋膜リリースで2年後の自分を改革

私たちの細胞は再生可能な資源です。細胞は常に生死のサイクルを繰り返します。そのために体内のすべてのシステムにおいて理想的な変換と適応が起こり続けるよう、健康的な環境を保つのは自分次第と言えるのです。あなたには体内のエコシステムを司る、クルーズシップのディレクターのような 役割があるのです。体は適応し、ストレスに反応します。ストレスに適応して強くなるか、又は機能障害を起こすかー?きょうどう生きているかが健康な明日につながるわけですが、日々の暮らしの蓄積が7年に一度、つまり体内すべての細胞が再生し、新しい細胞に取って代わるタイミングに、結果として現れます。ご自身の健康を改善させるか、又は破壊するかは、あなた自身のセルフケアへのコミットメントにかかってくるのです。筋膜繊維とコラーゲンは、約2年おきに再生されます。つまり、ロールモデルメソッドを使って2年後にご自分を内側から、外側から改造することも可能なのです。あなたにはご自分の組織が何年もかけて吸収した緊張、好ましくない生活習慣、瘢痕組織を解きほぐす力があります。このテクニックとツールを使ってご自身を改革し、理想的な適応が体に起こるように仕向けることが可能なのです。

骨と同じように筋膜も体にかかるストレスに反応し、密度、弛緩性を変えます。筋膜は細胞の数が少ないので、筋肉や血液細胞のように容易に修復、蘇生することができず、 時間が必要です。運動をした後、筋膜蘇生には48~72時間必要です。そのために2日間、重量挙げスクワットの自己新記録を出すために練習を続けるのは好ましくないのです。私たちの体内筋膜はその棚場のような正常な形状を取り戻すまでに、少なくとも48時間を必要とするからです。

1 thoughts on “そもそも筋膜って何?⑥〜筋膜リリースで2年後の自分を改革

  1. yumi より:

    2年かけて筋膜繊維とコラーゲンは再生されるのですね。なんでもスピーディーに答えが出る時代において、あっという間に効果が出るような健康法が巷では人気ですが、カラダを細胞から生まれ変わらせるためには、カラダのサイクルに寄り添って、忍耐強く責任を持って生きることが必要ですね。
    「組織が何年もかけて吸収した緊張、好ましくない生活習慣、瘢痕組織を解きほぐす力」、これをもたらしてくれるロールモデルメソッドはまさに医者いらずの健康法だと確信します。

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