お尻の痛みを根こそぎにする

「私の言う通りにやって、でも私の真似はしないでね。」という言い方が英語にありますが、 私とマッサージのクライアントとの関係もまさしくこの通りでした。私は健康管理の為にマッサージを定期的に受けるように、クライアントに説いていました。13年前にサロンを開いてからずっと通い続けてくれているクライアントもいて、彼らはセルフケアのために時間をかける大切さをよくわかってくれていました。

どうして自分が教えてることを自分は練習しないんでしょう? まず第一に自分で自分をマッサージすることはできません。つまり、自分の肘を自分の僧帽筋(背中上部の大きな筋肉)に当てて筋肉を緩めることはできないです。でもロールモデルのセラピーボールを使えば効果的にセルフマッサージをすることが可能です。

私がヨガチューナップとロールモデルメソッドを発見したのは全く偶然でした。2016年に私は2度目の左足首の捻挫に苦しんでいました。怪我をするときは必ず大事に至り、この時も75%の靭帯が断裂していました。 その結果右のお尻、そして梨状筋の部分に鈍い痛みを感じるようになりました。それも何ヶ月もかけてある日やっと気がついたのです!

オレンジ色が梨上筋

私はマッサージを受け、ストレッチをし続けました。カッピングやドライニードリングも試しました。遠方の友人を訪ねて長時間ドライブした時は座ると臀部があまりにも不快だったので、ラクロスボールをお尻の下に挟んで運転しました。痛みと言うわけではないのですが、20分以上座り続けると鈍い不快感にさいなまれました。中でも車の運転は本当に最悪でした。仕事の後に鳩のポーズで横たわり、一時的に不快感をしのいでいました。そんなある日いつものポッドキャストを聴いていたら、ジル=ミラーがヨガチューナップとセラピーボールの話をしていたのです!私はすぐにネットで検索、セラピーボールのキットと本を買いました。それを使ってすぐに自分の体に必要なリリースを感じることができたのです。

はじめ使ったのはアルファボールでした。それまで小さいラクロスボールを使っていたのですが、アルファボールをお尻の下にひいてロールモデルのテクニックでローリングをした時、このボールは明らかに他と違う!とわかりました。5分間位右側をマッサージ、数日後にもう一度繰り返しました。(私は当時セルフケアに費やすような時間がなかったのです。) その1週間後、私は体の奥深い部分の変化を確実に感じました。この1年間、私を悩ませ続けたしつこく鈍い不快感がなくなっていたのです!「この魔法のようなボールは一体何?」すぐに私は自分に必要なのはセルフマッサージなのだ、と認識しました。

筆者レベッカ=タム

私はヨガチューナップのウェブサイトを訪ね、クラスやトレーニングを探し始めました。もっと深く知りたかったからです。そしてさらにセルフマッサージを続けました。セラピーボールがセルフケアのプログラムに必要な大事なツールだ、と感じ、ロールモデルのプラクティショナーのトレーニングを受けました。すぐに私はそれまで使っていたツールを使わなくなりました。フォームローラーとラクロスボールは全く必要なくなりました。表面の広いフォームや硬いボールは体の場所によっては不適当だったのです。私は初めて自分に必要なリリースを感じることができました。

私は実はヨガが嫌いです。「嫌い」と言う言葉は悪いですが、ダウンドックのポーズやプランクのポーズの繰り返しは自分に必要ない、と常々思っていました。クラスに行くと時計を見ながら「次はまた戦士のポーズかしら?」と思いながらクラスが早く終わってくれるのを待ち望んでいたものです。他の人をケアすることに時間を費やしていたため、1日の終わりには自分の体は疲れきっていたのです。なのでそんな自分を癒すためにヨガをしなければいけない、と思っていました。今では長い1日を終えて家に帰るとまず5分間かけてオリジナルボールで足裏をマッサージします。するとまるで空気の上を歩いているように体が軽くなるんです!それからコアジャスボールでローリングしてしばらく心身をリラックスさせます。またはアルファボールを使ってお尻や臀部をマッサージするのです。私にとってセルフマッサージは太陽礼拝の繰り返しよりもはるかに効果が大きいのです。

ヨガチューナップのティーチャートレーニングを2017年に終えたとき、マッサージスクールで受けた教育よりもさらに体の働きがよくわかるようになりました。そしてヨガチューナップが通常のヨガクラスとは全然違う、と納得しました。またYTUとセラピーボールを混合したケアでさらに実質的な効果が上がってきました。一般的に言われている体の部位ではなく、自分独特の問題の部分を見いだすこともできました。生まれて初めて、本当に自分と向き合うことになったのです。1日中他の人のケアをしている中でも、もう一度セルフケアを優先順位のトップにできることを嬉しく思います。今私は改めてみなさんに言えます。「私の言う通り、そして私の真似をしてください。1日10分間使って自分をケアするのです。あなたの体は本当に変わっていくでしょう。」

 

4 thoughts on “お尻の痛みを根こそぎにする

  1. JUNKO より:

    私もYTUアナトミートレーニングで先生とお話しする中、お尻の痛みのセルフケアが足りないことに気がついたのでこの記事を興味深く読みました。まさに自分の体に今必要なのは何なのか、何のために練習をするのか、太陽礼拝の繰り返しをすることよりも重要なことがあると理解しました。通常のヨガの練習でも、梨状筋を酷使(股関節の外旋、股関節の屈曲時の外転)のポーズを繰り返していないか、また、外転時に中臀筋がきちんと働いているかを意識するためにも、中臀筋を鍛えること、そして梨状筋をほぐすことを並行してやっていこうと思います。

  2. 鵜沼 智子 より:

    腰痛のため、仕事を休んでおり、お尻の辺りに鈍い痛みや違和感、不快感が私も毎日、毎日あります。この梨状筋を緩めるシークエンス、見てから特にクロスファイバー、コントラクトリラックスをするとお尻の鈍い痛みが無くなります。お尻が軽くなり、重さやだるさが無くなります。でも次の日にはまた鈍い痛み、違和感、不快感があります。自身の腰痛改善の為にも、梨状筋のシークエンスを毎日、続けて行きたいとおもいます

  3. Yumiko より:

    私自身もお尻のリリースの大切さ実感しています。コロナ禍になり、昨年から平日は在宅勤務、週末はオンラインヨガを受けていたところ、ヨガの時やと日々の生活に股関節に痛みがでるように。数か月経ってさらに痛みが強くなってきました。耐えられず、整形外科に行ったところ、なんと、お尻の筋肉が凝り固まっているから、お尻をボールやストレッチで緩めるようにとのこと。それですぐにお尻をボールで緩めることを実施したところ、股関節の痛みはすぐ改善しました。そのあと、このYTUボールに興味を持ち、トレーニングを受講しました。今後も勉強を続けて、YTUボールの良さを他の人にも伝えられるようにしたいと思っています。

  4. takako より:

    わたしのヨガとの出会いは15年程前でした。
    レッスンを受けるたびに安堵感を得て心地よさにはまり継続していましたが、ヨガレッスンのなかでやりにくいアーサナがたくさんありました。
    それを発見してくれたのがセラピーボールでした。腰の右側にたんこぶがあったんです。
    初めてのセラピーボールのワークショップで
    発見したと同時に絶対とれると確信しました。
    また、ボールをあて少しほぐれたときになにか雁字搦めになっていたことが…
    本当はそんなことにとらわれなくていいんだよ!というお告げも聞こえたのでした。というか…
    気持ちがすごく軽くなっていったことも確かです。

    筆者レベッカ=タムさん
    ☆「この魔法のようなボールは一体何?」すぐに私は自分に必要なのはセルフマッサージなのだ、と認識しました。☆

    と、わたしの感じたことと一緒でした‼︎

    その後、腰椎を支えている筋肉について調べて脊柱起立筋、多裂筋、最長筋、長助筋、腰方形筋、胸腰筋膜、腸腰筋、腸骨筋、腹直筋に焦点をあてセルフマッサージをしています。
    最近は股関節の可動域も変わってきたり固いハムストリングや大腿四頭筋の変化を感じています。
    筋肉の働きや繋がりをその都度ボディナビゲーションで確認しています。
    これから進化していく自身を楽しんでいます。

    また、わたしの身体の経験を通して
    「私の言う通り、そして私の真似をしてください。1日10分間使って自分をケアするのです。あなたの体は本当に変わっていくでしょう。」
    と皆さんにお伝えしていきます。

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