そもそも筋膜って?⑨〜YTUセラピーボールで体の痛みを削り取る

 

YTUセラピーボールでセルフマッサージを始めてから痛みがなくなった!という方が後を絶えません。きょうは痛みが軽減されるカラクリと生理学をお伝えしていきますね。「痛み」と「固有受容性感覚」(目で見ずに、自分の体の位置を感じる能力)は密接に関係しあっています。筋膜の固有受容性感覚を高めると、痛みの感覚も減少するのです。痛みが強いと体の位置を感じる能力を弱めます。円滑に動けなくなり、怪我をしやすくなります。セラピーボールは痛みを軽減しながら、私たちの動きと体を感じる能力を高めてくれるのです。

 

 

セラピーボールはそのパワフルなグリップ力で神経の末端を刺激し、信号を脳に送ります。痛みの感覚は脳を乗っ取って集中力を奪ってしまいます。ボールで筋膜の層を掴み、感覚器のコミュニケーションを改善し、脳に体の位置を伝え正しい姿勢とポジションで動くよう促すことができます。このような原理からセラピーボールの療法で痛みをなくしていくことができるわけです。

 

固有受容性感覚は前庭系とも深く関係しています。前庭系は耳の奥にあるバランスをコントロールするシステムです。このシステムが働いて滑ったり転んだりする事故を防いでくれるのです。ロールモデル®メソッドのセルフマッサージテクニックは筋膜内のタッチの感覚器を刺激します。中でも頭、首、あごのシークエンスは特に前庭系を刺激するのに有効です。詳細はロールモデル®メソッド認定講師にご相談ください。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です