そもそも筋膜って?⑩〜YTUセラピーボールで体の痛みを削り取る
YTUセラピーボールでセルフマッサージを始めてから痛みがなくなった!という方が後を絶えません。きょうは痛みが軽減されるカラクリと生理学をお伝えしていきますね。「痛み」と「固有受容性感覚」(目で見ずに、自分の体の位置を感じる能力)は密接に関係しあっています。筋膜の固有受容性感覚を高めると、痛みの感覚も減少するのです。痛みが強いと体の位置を感じる能力を弱めます。円滑に動けなくなり、怪我をしやすくなります。セラピーボールは痛みを軽減しながら、私たちの動きと体を感じる能力を高めてくれるのです。
セラピーボールはそのパワフルなグリップ力で神経の末端を刺激し、信号を脳に送ります。痛みの感覚は脳を乗っ取って集中力を奪ってしまいます。ボールで筋膜の層を掴み、感覚器のコミュニケーションを改善し、脳に体の位置を伝え正しい姿勢とポジションで動くよう促すことができます。このような原理からセラピーボールの療法で痛みをなくしていくことができるわけです。
固有受容性感覚は前庭系とも深く関係しています。前庭系は耳の奥にあるバランスをコントロールするシステムです。このシステムが働いて滑ったり転んだりする事故を防いでくれるのです。ロールモデル®メソッドのセルフマッサージテクニックは筋膜内のタッチの感覚器を刺激します。中でも頭、首、あごのシークエンスは特に前庭系を刺激するのに有効です。詳細はロールモデル®メソッド認定講師にご相談ください。
ロールモデル®️のボールマッサージをはじめてから、脳を乗っ取る慢性的な痛みから解放される武器を持つことが出来て、とても助かっています。いつも右肩が凝っているため、脳の中の一部がずっと「肩が痛いな」という信号で占領されていて、集中力が削がれているので、この記事を読んでまさに私の事だ!と思いました。頭、首、あごのシークエンスを実践してみたいと思います。
YTUボールを使用してリリースすると最初の頃は一部の筋肉で激痛が走りました。
その感覚はがあるからいいのでは無く痛みが少ない方が固有感覚受容器の感度が高まる事を理解できした。最初は痛い事は当たり前で正しい動かし方の練習をする事で怪我の予防や改善にもつながり、痛みのな動きの良い筋膜や筋肉を取り戻せたらと思います。
痛みを脳の記憶に残さないようにする、ということを学んだばかりです。
ボールによって痛みを記憶から消していく作業ができれば、体が安全で安心して動くことができるようになりますね。
益々ボールを使った筋膜リリースが好きになりました。ボール当ててる時は痛いけど。。。
痛みがなければ何でも挑戦できる体になるし、誰もが求めるものってよく動く快適な体であるはずです。
ヨガチューナップによって健康人口が増えていくといいなと思います。
YTUセラピーボールは数年前から使っていて、ほぐしたいところを自己流でマッサージしてましたが、今回感覚器に効果があることを知り、ロールモデルメソッドを実際にじっくりやってみたいなと思いました。
痛みがあったり、慢性的な状態だったりするとそれが当たり前になってしまって、その状態が通常になりやすく、動きや体を感じる能力が鈍くなってしまうんだろうなと思います。
ロールモデルメソッドは、動きや体を感じる能力を高めて痛みを軽減し、今当たり前だと思っている通常の状態から、さらに良くなれることを実感できるツールですね。
ロールモデルは、痛みが取れて気持ち良いだけでなく、固有受容性感覚を養うというところが凄すぎます。これは、セルフで行うことに意味があるのでしょうか?
例えば、セラピストの方にマッサージでボールと同じように痛みが取れる施術をしてもらった場合にも固有受容性感覚は養われるのでしょうか?
YTUセラピーボールでセルフマッサージを始めてから痛みがなくなった!―のはもちろんのこと、自分が自分の身体の状態に敏感になったように感じます。「セラピーボールは痛みを軽減しながら、私たちの動きと体を感じる能力を高めてくれる」というのは本当です。今の自分に必要なケアは何か、ヨガチューナップⓇを学んだから分かることもありますが、自分自身が本能的に理解していることがあるというのを感じます。それは固有受容性感覚からくるものなのかなと思います。
「セラピーボールは痛みを軽減しながら、私たちの動きと体を感じる能力を高めてくれる」まさに私が毎日感じていることです。まるで身体をスキャンするように少しずつボールを動かしていくとただの痛みではなく、じわじわだったり、熱く感じたり、と違う感覚が感じられるようになりました。