筋膜って何でできてるの?

 

筋膜って一体何でできているんでしょう?興味深い質問ですね!筋膜って液体でもあり、固体でもあるんです。これを専門用語ではコロイド(膠質)と呼びます。コロイドはジェル、または乳剤のもので、固体の粒子が液体の中にプカプカ浮いている物質のことです。

筋膜の成分は細胞と細胞外基質(ECM)と呼ばれるものです。

ECM:複雑なポリサッカライド(多糖)とプロティンのネットワークで、構造をもたらし(体に形があるのは筋膜のおかげです。)細胞の働きを制御します。

ECMは繊維であり、液体でもあるのです。ECM繊維はコラーゲン、エラスティンで構成され、体全体を支持し、棚場のような構造をもたらすのです。コラーゲンはECMの主だったタンパク質で、優れた張力を持っています。つまり、断裂せずに伸び縮みができるんですね。エラスティンも伸縮性に富み、筋膜をより力強いものにしています。ECMはゼラチンのスープのように、体内の深部の空間という空間を満たしてくれているのです。水とヒアルロナンのぬるぬるした成分の中で血液、リンパ、繊維細胞の化学交換が起こるのです。これはまた、繊維間に滑りを起こす大切な要素でもあります。

 

2 thoughts on “筋膜って何でできてるの?

  1. 石井 智恵 より:

    ボールテクニックを学ぶ事で、初めて知った筋膜の、存在です。身体の中は不思議だらけ。。。こんな膜で身体が覆われて居て形成されている事に凄いとしか言いわす事が出来ませんが、抵抗して高価なサプリメントや化粧品で磨かずに、こんな自分にだけ解る痛みをセルフケアをする事で、保ち続けれるボールテクニックに新発見と継続性の変化を感じリリース前後の変化が実感出来る事に、凄く得をした気持ちで過ごせて居ることを実感出来て嬉しく思っています。全身に使える最高の相棒に感謝させて頂きます

  2. Reiko より:

    筋膜の勉強をして、いつも思うのは細胞の話は本当に難しい!ということです。
    深めて行けば行くほど頭がこんがらがってきますが、今回の書かれてある内容は簡潔で大変分かりやすかったです!
    筋膜の主な成分がECMで、そのECMは「繊維間に滑りを起こす大切な要素」であることから、筋膜が大変重要であることがわかります。
    その筋膜をスムーズに動かす手助けをする1つの手段がYoga Tune Upボール達であり、正直スゴイ!と思いました。

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