「内向的、外交的」とは?社会的孤立を回避
脳神経からヒーリング
「私は実は内向的で」というとびっくりされることがあります。よく喋るし、友達が多いと思われていて、外交的だと思われがちだからです。でも、実はひとりでいるのが大好きで、人がたくさんいるパーティに行くのはまあ好きだけど、長くいるとガス欠になってきます。人とのお付き合いは1対1か1対2くらいまで。
人間は社交的動物です。人との接触なしで生きていくことはできません。生物学的にはホルモンの働きが人間同士の繋がりの上で重要な役割を担っています。わたしたちの神経回路は身体と同じように、社会的恒常性を保とうとします。つまり自分を「正常でバランスの取れた」状態に保とう、とするわけです。現在のコロナ禍で、社会的に孤立して過ごす時間が増えている中、まるで空腹時に体が食べ物を求めるように、私たちの神経も人との関わりを渇望しているのです。ちなみに、この食べ物と社交性を渇望する神経回路は同じ回路です。大好きな恋人ができて、しばらく食事が喉を通らなかったりするのは、すでに渇望ホルモンが満たされてしまっているからです。反対に、人間との繋がりが希薄になると、私たちは過食に走ることもあります。
パーティなどのシチュエーションで、内向的なひとというのは、ドーパミンがたくさん分泌されて、すぐに満足感を覚えます。片や、外交的なひとはあまりドーパミンが分泌されないので、なかなか充足感を持てず、もっともっと、空腹感を満たしたくなります。ここで内向的な人は満足して家へ帰り、外交的な人はさらに飲み屋やパーティをハシゴします。これが内向的、外交的の生物学的な反応の違いとなります。納得できましたか?
Social Isolation(社会的孤立)が問題視される世の中で、何らかの形で充足感を感じて社会的恒常性を保っていく努力は大切です。生で人と会うのが難しくければ、オンラインで人と話をしたり、コンサートに行ったりして世界と一体感を覚えられるように工夫してみたらいかがでしょうか?
* この記事は神経科学者、スタンフォード大学の神経生物学教授のAndrew Huberman先生による、Huberman Lab Podcast に基づいて執筆しました。アンドリュー・ヒューバーマンは神経科学者で、スタンフォード大学医学部で神経生物学の教授(終身雇用)を務めています。脳の発生、脳の可塑性、神経再生、神経修復における分野で多くの需要な貢献をしています。
ホルモンが関係しているのですね。私は自分で外交的だと思っていました。それは人見知りしない、会話が苦にならない、すぐ友達になれる、2~4人位の集まりも好き、などの理由です。
でも1人の時間や、1人で外出するのも大好きです。そして最近は全然ありませんが大勢のパーティ等はしばらくすると帰ることばかり考えてしまいます。外交的だけどほんとは内向的、これが正常でバランスが取れている自分の状態なのかな?と思いました。
この記事を読み大変考えさせられました。
私自信は、とても内向的な性格で、子供時代より変わらずに過ごして来たままだからです。
学生集団生活や会社組織の中で多数の方々と一緒に行動するのは、規則やルールの上なので、気にもなりませんが友達の多数で行動になると
人の違う考え方や調和を取り難かったり皆が同じ思いに成らず、苦戦したり妥協をしなくては行けない事が多い様にも感じてしまうからです。1対1や対2位で行動するのが、無理なく気持ちが伝わり、ゆとりを持ち人へ配慮や優しさで思い遣られると思うからです。
自分のホルモンバランスを安定を調和取れて優しい気持ちで在る事が最も大切だと、
コロナ禍で世界の動向も大きな変化と共に
人との関係性が希薄になりがちな事も多く感じ取れます。人との関わり。協調性を本来持つ優しい思いが、いっぱいで平和な世の中。戦争のない世界になる事を望むばかりです。
自身も内向的な性格だと思ってます。
あまりの大人数とか緊張するととても疲れてしまいます。
その時の状況がストレスと感じてコルチゾールが分泌されて
食欲が増す状況も多かったです。
ドーパミンが分泌される適度な距離感をうまく保てばストレスもなく
楽しかったで終われ、また会いたいと思えるのかもしれませんね
実践してみたいと思います。
すごくすごくすごーく納得です!腑に落ちました。
友人と飲みに行ってテンションが上がっていると言うことも考えられるが、そもそも満たされていないから2件目、3件目とハシゴしていたのかと…笑
更に、隣の席の方々と一緒に乾杯することも。
てっきり外交的な性格だと思っていました。
ただ地元に戻ってくると、帰宅前に必ず1人の時間を少し作っています。
意外と私って、内向的なのか?と新たな自分を発見した気持ちです。
内向・外交的な人たちの違いはホルモンのバランスが関係するとは思ってもみませんでした。仕事上私も表向きとても社交的と思われますが元々とてもシャイな方で、大きなイベントなどではヨガティーチャーとして出ない限りは後ろで隠れている方です。でも講師として、あるいはイベントオーガナイザーとしては多分ドーパミンが出るんでしょうか?あまり苦なく、どちらかというと楽しんでいる自分もいます。全てバランスなんですね。
私も内向的な人間。1人時間が大好きだけど、人は好き。
仕事のストレスが多くかかってた時期は、同僚と飲みに行って発散を繰り返していました。
今は仕事でのストレスもなく毎日がハッピーなので、そういった行動も無くなりました。
外交的は、ただのストレス発散か。。。
ただ、人との関わりがなければ生きてはいけないし、記事に書かれてるようにコロナでロックダウンした頃は人と話す時間が減って、
ボケちゃいそうでした。実際に認知症を発症した高齢者も身の回りにいます。
話すこと、必要とされること、とても重要だなと思いました。
神経について、知らないことがほとんどですが、今回の記事をみて、とても興味が湧きました。ストレス社会といわれる時代になってから、自律神経というワードを何度も聞いたことがありますが、実際神経とは?のところはよく分かってません。知りたくなりました。
今回の記事で、食べ物と社交性を渇望する神経回路は同じ回路というところがとても印象的です。
確かに、私は内向的ですが、人に会いたい時も、一緒に時間過ごたい時も、大勢の飲み会に行きたい時もあります。
私は内向的だから、、、地元から離れて慣れない土地で友達がいないから、、、と家で引きこもることを肯定せず、誰もが社交性を渇望することを理解して、何らかの形で社会的恒常性を保っていく努力が自分に必要だなと思いました。
コロナ流行があけて人との交わりもコロナ前に戻ったといわれていますが、
コロナ渦、人との集まりを最低限に抑える生活をしたことにより、
現在、人とのかかわり方を見直す人が増えているそうです。
流されるように飲み会に参加したり、本当はそんなに興味がないけど付き合いで行動を共にしたりしていた人たちが本当に必要なのか?
を自問し是正しはじている。
本来の自分のドーパミンの働きに耳を傾き始めたということなのでしょう。
これも人間の面白い反応だなと思います。
自分の身体、心、の声を聴くことをコロナは教えてくれたのかもしれないなと思います。
人とのかかわり方、内向的、外交的はまさに千差万別ですね。
ホルモンが関係しているとは考えたこともありませんでした!満足感の覚え方に違いがあるのですね。私は外交的に見られがちですが、本当は内向的なんじゃないかなと思います。
私は内向的、外交的両サイドを持ち合わせていると思います。それは生まれてから否応なしに多くの人と接することで育んだこと。その時の気分にも寄ったりして話したい時はコミユニケーションをとる、ひとりでいい時はひとりで過ごす、そうやってバランスをとって守っているのだとおもいます。
無理は禁物です。